もっさん(@mossanpo)です。
2018年のクリスマス
子供たちは義父からいただいたスイス製の木のおもちゃ「キュボロ」

キュボロは、あの将棋の藤井聡太7段も幼少期に遊んだということで話題となり、現在は非常に入手困難な商品となっています。
義父も2018年のクリスマスプレゼント用に、なんと2017年夏頃に予約をしてやっと購入できたようです。
今回はそんな人気のキュボロをレビューしていきたいと思います。
目次でサラッと流し読み
キュボロ(cuboro)とは?
スイスのキュボロ社が製造する木のおもちゃです。
溝や穴の空いたいろいろな種類の木のブロックを組み合わせ、ビー玉の通る道筋をつくって遊びます。
無限にある組み合わせから、自分の思うようにビー玉を転がす。
ところがキュボロはブロックの中の道が見えないので、少しブロックの向きを変えたり間違えたりすると、思いもよらないところからビー玉が出てくる。
ここがおもしろさのポイント!
キュボロは2004年には、ドイツの由緒ある新聞社のベスト玩具として、金の木馬賞(goldenes Schaukelpferd 2004)を受賞しています。
キュボロ(cuboro)の特徴
たかがビー玉を転がすだけと思うことなかれ。
藤井7段のいまがあるのは、キュボロも一役買っていたのかもしれません。
思い通りにいかない=頭を使う
これがキュボロ最大の特徴だと思います。
「最後はこのブロックのココからビー玉を出したい!」
そう思ってもなかなかうまくいきません。そこで子供も交えてあれこれ一緒に考える。
あーでもない、こーでもない。
時には子供が見つけた組み合わせが正解だったり。
そして試行錯誤の末、自分たちが思った通りにビー玉が転がったときは大喜び。

下の画像はスタンダードセットに含まれるブロックを、すべて使った組み合わせです
これ実はマニュアルを見ながら組み合わせたのですが、それでも完成後はなかなか頭が疲れました。笑
集中力、空間把握能力を鍛え理論的思考力も身につく
表からは見えない道筋を、ビー玉の動きを予測しながらブロックを組んでいき、なんどもなんども試行錯誤を繰り返す。そこには集中力と空間把握能力を鍛える要素が多く含まれています。
また、表面の溝も傾斜がついていないため、あまり長い直線を作ってしまうとビー玉が失速し止まってしまう。
回避するためには、落下する道筋を効果的な位置に配置する必要があります。


そういった感じで、自然と理論的な思考力もどんどん身についていきます。
使われているのはスイスの天然ブナ材
精密に加工されたブロックに使用されているのは、スイスの天然ブナ材。
どの種類のブロックを組み合わせてもズレはなく、ブロック同士がぴったりとフィットします。

小さなお子さんが誤って口にしても、キュボロは天然木から作られ徹底した品質管理をされていますので、まったく心配いりません。
キュボロは販売していませんが、木の知育玩具を多く取り扱うボーネルンドも、ヨーロッパの安全基準CEマークの取得を最低限の基準としています。

大人気のキュボロは現在入手困難
現在、これが一番のネック。
輸入玩具、さらに話題沸騰ということで、仕方ないとは思いますが…
Amazonや楽天では予約を受け付けていることもあるので、見つけたらラッキーだと思います!
義父はおもちゃの国 オズというショップで予約、購入したようです。
商品には手紙がそえてありました。こういうのいいですよね。
手に入れたのはキュボロスタンダード
義父、1年半越しのキュボロスタンダードです。笑
12種54個のブロックがセットになっており、これ1つでキュボロの醍醐味を存分に楽しむことができます。
入門書には基本的な組み方や、応用編などが丁寧に説明されています。
入門書ではブロックには番号が振られ、わかりやすく説明されています。
義父は子供たちでもわかりやすいようにと、ブロックに自作した番号のシールを貼っていました。

精度がいいので変にビー玉が引っかかったりしません。
おもちゃの国 オズのサービスで、追加のビー玉がたくさん付いていました。
几帳面な娘は、番号順にきっちりお片付け。笑
キュボロスタンダードでは上で紹介したように、54個のブロックをフルに使ってそこそこ大きな組み合わせがつくれます。
ですが、世界にはやはり強者がいました…

動画にはキュボロスタンダードにはないパーツも登場していますね。
キュボロには追加パーツもたくさんあるのです。
キュボロシリーズのラインナップ
キュボロにはベーシックなキュボロスタンダードのほかにもセットがあります。
また、キュボロの対象年齢が5歳からなのに対し、3歳から楽しめるようにとキュボログリゴーノというシリーズも。
少し紹介しますね。
キュボロ ベーシス
スタンダードよりパーツが少ないセットで、12種30個となります。
価格もベーシックより抑えてありますが、こちらも大人気で現在入手困難となっています。
キュボロ クゴリーノ
対象年齢が3歳からと、キュボロの5歳より下がっています。もちろんこちらもキュボロ社が製造しています。
違いとしては、ビー玉の道筋が見やすくなっていて、小さなお子さんでもとっつきやすくなっています。カラフルなパーツを使っているところもいいですね。
キュボロと互換性があり、組み合わせて使うことができるので、キュボロにステップアップ後も楽しむことができます。
キュボロ クゴリーノ スタート
スタンダードなクゴリーノに比べ、パーツの数が少ないタイプ。
SNSで見るキュボロ(cuboro)
息子と積み木〜
めちゃくちゃ頭を使います。笑#2歳7ヶ月 #cuboro pic.twitter.com/T4dsF96wcO
— HÅL (@haruki1122) November 23, 2018
2年近く待ったキュボロがやっと届いたので早速遊んでみた。木のいい匂い♪ #cuboro pic.twitter.com/DButdH08u4
— 花笑み*ıɯǝ-ɐuɐɥ* (@hana__emi) September 24, 2018
キュボロとクゴリーノと積み木を組み合わせてピタゴラスイッチ的な要素も入れてみました。#Cuboro #キュボロ pic.twitter.com/UuLM1IVbOw
— long_build (@BuildLong) March 24, 2018
もっさん的まとめ
まずは義父、子供たちのおじいちゃんに素敵な贈りものへ感謝です。
子供たちはとても楽しんでいるようです。
妻の実家には、妻が小さい頃に遊んでいたおもちゃがたくさん残してあります。その中には木の積み木も。
キュボロも同じように、遠い未来の子供たちによって楽しんでもらえるよう、大切にしていきたいと思います。