3月9日放送の「世界一受けたい授業」で、この春気をつけたい体の部位について紹介されていました。
注目ポイント!
- 近年増えている「首こり」の原因は?
- 小学生に増加中!ストレートネックとは
- 家庭でできるストレートネックのチェックと解消法
1日の気温差が10度以上ある日が増え、寒暖差の激しいこの時期。
自律神経の乱れから血龍が悪くなり、とくに首がこりやすくなるので注意が必要です。
この記事は、3月9日に放送された「世界一受けたい授業」の番組内容「ストレートネック」について紹介していきます!
近年増えているという「首こり」の原因は?
正解はスマホ
人間の頭の重さは約6kg、これはボーリングの玉と同じくらいの重さです。
さらに、首が30度かたむくと負担は3倍の約18kgとなり、そして60度かたむくと負担は約27kgにもなるのです。
これは、小学3年生の男の子が首にぶら下がっているのと同じくらい、負担がかかっています。
スマホをうつむいて長時間使う生活が続くと、頚椎のケーブがなくなり、いわゆる「ストレートネック」となってしまうのです。
さかいクリニックグループ代表院長 酒井慎太郎医師によると
ストレートネックで「椎間板」や「神経」が圧迫され、首こりだけではなく、頭痛・耳鳴り・めまい・慢性便秘・逆流性食道炎などいろいろな症状へと発展してしまう可能性があるそうです。
そしてなんと、日本人の約8割はこのストレートネックなのです。
今は小学生でもスマホを持つ時代。ストレートネックになってしまう小学生も増えているというのです。
家庭で簡単にできるストレートネックチェック
やり方
1.軽くピョンピョン跳ぶ
2.跳ぶのをやめ、そのまま楽な姿勢で立つ
3.楽な姿勢のまま、壁に背中をつける
このとき、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部の4点が無理なく壁につくのが正しい姿勢となります。
もし壁に頭がついていない場合は、ストレートネックの疑いがあるのです。
ストレートネックの解消法「あご押し体操」とは?
「あご押し体操」は座ってできるので簡単です。
ポイント
1.背筋を伸ばす
2.その姿勢のまま体の位置は動かさずに、頭をできるだけ前に出す。
3.人指指と中指をあごにしっかり当てる
4.水平に頭を元の位置に戻すように、指であごを押し、3秒ほど押し込む
※痛みを感じた人は無理をしないでください
スマホを触るときや、信号を待つ間など、気がついたとき1日2〜3回で十分です。
続けることで、ストレートネックは改善され、首こりは解消されます。