キャンプ大好き、もっさん(@mossanpo)です。
これからの季節、本来ならキャンプはオフシーズンになります。(冬キャンプもいいですよ)
実はこのオフシーズン、キャンプアイテムが意外と安くなってたりするんです。
新年度になるとNewアイテムの発売があります。そこでモデルチェンジとなったテントやタープなどが一気に安くなったりします!
これから家族でキャンプをはじめたい!
そう考えてる方は、オフシーズンに安くなったアイテムをゲットするのもおすすめ!
「家族でキャンプ!」
そうなったらほとんどの方は、まずテントを選ぼう。そうなると思います。
実際に選びはじめたら、種類が多い・・・どれにすれば・・・。
決して安い買い物ではありませんから慎重に選びたいところです。
今回はそんなテント選びの第一歩、テントの種類を分かりやすく紹介したいとおもいます。
目次でサラッと流し読み
テントの種類ってなにがあるの?
全てのタイプを紹介してたらキリがありません。それほど多岐にわたります。
公園や運動会で見かける、袋から出して数秒で広がるポップアップテントもテントの1種です。実際にひと晩過ごすことも可能ですが、ファミリーキャンプでは厳しいです。
そこで僕が、キャンプ場でよく見かけるテントの種類を紹介します。
大きく分けると4種類
- ドーム型
- ツールーム型
- ティピー型
- ロッジ型
ほとんど、このどれかに当てはまります。
その中でサイズやデザインなど、ニーズに合ったテントを選ぶことになります。
それでは、種類別に代表的なテントを見てみましょう。
テントの王道ドーム型
ドーム型テントはキャンプ場で非常に多くみかけ、中でもコールマンのドーム型は使用率が非常に高い。
価格も安いですし手軽にはじめるにはおすすめのテントです!
ドーム型テントのここがイイ!
設営・撤収が簡単
非常に簡単で慣れると大人1人で10分程で設営・撤収できるテントが多いです。この点はキャンプに慣れていない場合、重要な要素になります。
収納がコンパクト・軽い
8㎏~10㎏と軽いです。ソロ用テントともなると2㎏前後となり、逆に下で紹介する2ルーム型だと20㎏超えが普通になってきます。
コンパクトなので車にも積みやすく、荷物が多くなりがちなキャンプでは助かります。
比較的風に強い
丸い形状・高さが低いこともあり、比較的風に強いです。風であおられたテントの中にいると不安になります。風に強いことは安心できる要素。
居住性を上げるために背の高いドーム型もあります。その場合、風に影響されやすくなってきます。
風が強い弱いに関係なく必ず「張り綱」は張りましょう。これはドーム型テントに限らず全てのテントにいえることです。
ドーム型のここがイマイチ
- 多くが高さ低めなので、大人は腰を曲げる必要がでてくる。
- 通気性があまりよくないので熱がこもりやすい。テント外で過ごす手段が必要になってくる。(タープやスクリーンタープ・シェルターなど)
- キャンプ場内に同じテントが多い
考えたかによっては、みんなが使う良いテント、個性を出したい方は工夫が必要。
特にコールマンとスノーピーク、この2社のドーム型テントは非常に多く見かけます。
スノーピークのドーム型、名品アメニティードームです。
僕も昨年このテントを買い足しました。オープンタープを併用して、初夏〜晩夏にかけての比較的暑い季節に使用しています。
暑い中での設営のしやすさ、タープ下での涼しさは快適にキャンプするために重要なポイントです。
価格設定高めのスノーピークの中でも、エントリーパックTTはかなりのお得感があります。
タープもセットでかなりおすすめですコレ。
ツールーム型(2ルーム・オールインワン)
1つのテントの中で、寝室とリビングスペースが分かれているタイプ。
広いリビングスペースにテーブルやチェアを置いて、雨の中でも快適に過ごすことができます。
大きさもバリエーション豊富。
僕のメインテントも2ルーム型、スノーピークのランドロックです。
寝室部分を除いたリビングスペースは、なんと13畳。1年中活躍しています。
高価なテントですが、非常に高い満足感を得られます。
僕はツールーム型をおすすめします!
ツールーム型のここがイイ!
広い
なにはともあれ、これにつきます。ファミリーキャンプにおける居住性のよさは何にも代え難い利点になります。
特に雨に加え風も強いとき。横からの雨はオープンタープではなかなか大変。ツールームは突然の風雨により荷物をしまう際も、その広さで楽々収納。荷物がびしょぬれになるのを防げます。
僕の所有するランドロックは、寝室とは別でテントの中にテーブル、椅子6脚ほどを置いてもラックをおけるスペースが十分取れるので雨でも風でも快適です。
メッシュ部分が多く通気性がよい
通気性も重要なポイント。
ツールームは大きいですが、多くの部分をメッシュにできるものが多いです。フルメッシュにすることで熱がこもらず快適に過ごせます。
ツールーム型のここがイマイチ
重い、収納サイズが大きい
どうしても広さとのトレードオフになります。車の積載と相談しましょう。
幕体とポールを別収納にすることで重さを分割しているテントもありますが、1つの収納袋に全て入っていると30kgを超えるテントもあります。
設営に時間がかかる
ポール(骨組み)が多くなったりするので、ほかのタイプより少し複雑になります。
コツをつかめば1人でも十分に設営できます。僕はいつも1人で設営しますが、ランドロックでも15分ほどです。
せまいサイトでは張れない事も
心配な場合は、キャンプ場の予約時にサイトの大きさを確認するといいと思います。特に初めてのキャンプ場で、区画サイトを予約するときは必ず聞いてください。
広さはかなりの魅力。1度手にすると長く付き合えると思います。

出展:Coleman
コールマンの最高峰シリーズ「ウェザーマスターワイド2ルーム コクーンⅡ
こちらも広いリビングを誇り、全長は7メートルに迫る。重さも最高峰で総重量30㎏
ウェザーマスターシリーズはAmazonなどでの取扱いはありません、コールマンオンラインショップかアウトドア商品販売店での購入になります。
なかなかの価格なので、スポーツオーソリティなどのセール時に買うことをおすすめします。
ティーピー型
ティピーとは円錐のことです。インディアンが使っているテントそんなイメージが浮かんでくるのではないでしょうか。
ワンポールテントとも呼ばれ、テント内中央の1本のみで設営が可能です。
ティピー型のここがイイ!
設営・撤収が超簡単
真ん中にポール1本たてるだけですから非常に簡単。大きさにもよりますが、5分で設営できたりしますね。
収納がコンパクト
これも大きさによりますが、ポールが1本なのでトータルの収納はまとまりやすいです。
風に強い
円錐のため、風をまともに受ける部分がほとんどないです。ただしこちらも張り綱は必ずしっかりと。
ティピー型のここがイマイチ
デッドスペースが多い
床面積は広いのですが、円錐のためデッドスペースが生まれやすいです。テント内の配置を工夫したいところ。
入り口から雨が吹き込む
雨のとき入り口にキャノピー(ひさし)が無いタイプだと中に雨が吹き込みます。
見た目もかわいく目立ちます。なにより設営が早いことは色々と助かります。
お洒落キャンパーご用達、 ノルディスク アルヘイム
こちらのノルディスク アスガルドは、ベルテントと呼ばれているワンポールテントです。高価なテントですが、おしゃれキャンパーさんが使っているのをよく見かけます。
同じワンポールテントでもサイドを立ち上げることにより、デッドスペースを無くしています。
ロッジ型
ロッジという名のとおり、家のような見た目です。数本の太いポールを使って組み立てます。
「鉄骨(てっこつ)」という愛称で呼ばれたりします。
ロッジ型のここがイイ!
広い・天井が高い
広い上にサイドの傾斜もゆるいので、デッドスペースがほとんど生まれません。天井も非常に高く、圧迫感なく快適に過ごせます。
キャンプ場でかぶりにくい
多くは見かけません。人と同じは嫌!という方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
設営は意外とシンプル
シンプルに組みあげる感じなので、慣れたら1人でも楽々です。
ロッジ型のここがイマイチ
重い
しっかりとした作りのため重くなりがちです。上のロッジシェルター2は25㎏ほどになります。
価格が高め
量産型テントではないので仕方ないところ。
せまいサイトでは張れない事も
ツールーム型と同じく心配な場合はキャンプ場の予約時、サイトの大きさを確認するといいと思います。
見た目で差をつけたい方にはオススメです。連泊でのんびり使いたいですね。

出展:A&F
僕の憧れ「カーカムス」のテント。妻の許可がおりたら高速ポチッと準備OKです。
テントの種類まとめと注意点
どれも一長一短だと思います。
ですが、いろいろ知ってから購入するのと何も知らずに購入してしまうのとでは、とても大きな違いがあると思います。
まずは人数で、ある程度絞っていくことをオススメします。当然、予算の問題もありますが。
キャンプはテントだけあれば大丈夫とはいかないので、トータルで考えてなにを選ぶか。そこがまた難しいのですけどね・・・笑
よくテントを紹介する記事で(特に大きいテント)「広いテント内で料理をしたり、ストーブで暖をとれます。」こういった内容を多く見かけます。
これを見て「テントの中でストーブ使えたり料理できたり最高じゃん!」安易にそう思ってしまうのは大間違い。テントの中での火器使用は完全に自己責任です。
できないことは無いですし、僕も実際やってます。ですが、事故がおきないように一酸化炭素中毒警報機を使用するなど、しっかり準備してからやるようにしています。
リスクなくできるわけではないことを知っておいてください。
僕のツイッターへキャンプに関する質問などいただければ、分かる範囲でお答えします。少しでもお役に立てればと思いますのでお気軽に!